Report

2019.11.1Fri

フレデリック・ジュリアン氏との共同研究

Text / YONEHARA Yuji

2019年10月、京都精華大学 伝統産業イノベーションセンターとフランス国立科学研究センター(CNRS)との連携事業として、フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)マルセイユ校准教授のフレデリック・ジュリアン氏(文化人類学者)を招聘し、「和紙製作および、和紙の活用法」をテーマに合同フィールド調査をおこないました。

 

フレデリック・ジュリアン氏の研究方法である「Anthropographiks(マンガ人類学)」は、文化人類学者とマンガ家(イラストレーター)がともに同じ現場を巡り、論文執筆時には文章とマンガの双方の記録を盛り込みます。伝統産業イノベーションセンターからはセンター長の米原有二、研究コーディネーターの赤尾木織音が研究に参加。また、共同研究者としてイラストレーターの堀口一氏(京都精華大学卒業生)がすべての調査に帯同しました。

 

この研究成果は、2020年秋にフランスで刊行される学術誌「WAZA」に論文掲載される予定です。

 

また、フレデリック・ジュリアン氏の滞在にともなって、京都精華大学と総合地球環境学研究所が共同で講演会を開催しました。

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