概要
京都商工会議所では、京都の生活文化を支えてきた伝統工芸産業の技術力や素材を活かし、新たな生活文化を創造する「これから のモノづくり」について考えるとともに、異業種との交流を通じてマーケティングなどの手法を学ぶ伝統工芸産業支援をおこなっています。
京都精華大学 伝統産業イノベーションセンターでは、京都商工会議所が実施している勉強会/交流会の「伝統工芸産業NEXTサロ ン」の企画・運営をサポートしており、毎回、トークゲストの聞き手をセンター長の米原がつとめています。
第2回は「ひとり問屋」として各地の工房を巡り、産地ごとの文化的背景を汲んだ製品を消費者につないでいる日野明子さんを講師に、「京都の強み、京都の弱み」をテーマにお話を伺いました。京焼・清水焼のアドバイザー(平成20年度〜23年度)、京都市伝統産業活性化推進審議委員(平成22年度〜27年度)を歴任、雑誌CasaBRUTUSで京都や手仕事品の紹介などもされている日野さんから、京都のブランド力を最大限に活かす「これからのモノづくり」とはどのようなものか、あらためて産地としての価値を見直すことについて、バイヤーの視点で大いに語っていただきました。
「『売れるもの』っていったいなんだ!」という、手仕事における普遍的な問いを参加者みんなで考える回でした。
日時
12/6 18:00〜20:00
場所
京都商工会議所 3F 役員室/チェンバーサロン
講師
日野明子 氏(スタジオ木瓜代表/バイヤー)
(聞き手:米原有二/京都精華大学 伝統産業イノーベーションセンター長)
(聞き手:米原有二/京都精華大学 伝統産業イノーベーションセンター長)