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2021.1.29Fri

イベント

シンポジウム開催のお知らせ「Things – 工芸から覗く未来」

「Things - 工芸から覗く未来」
京都精華大学 伝統産業イノベーションセンターが今年もシンポジウムを開催

2021年2月19日(金)〜21日(日)参加費無料・オンライン開催(要事前申込)

 

京都精華大学 伝統産業イノベーションセンターは、多角的な視点で社会課題を議論するシンポジウム「Things - 工芸から覗く未来」を開催します。昨年に引き続き、自然環境やプロダクトデザイン、教育、職人文化など工芸をめぐる有形無形の事柄について議論します。「表現の大学」を掲げる京都精華大学が、工芸の世界でさまざまな取り組みをおこなう方々とともに伝統的な手仕事を起点として未来の社会像について考えます。京都精華大学は、2018年度に文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」の採択を受け、「持続可能な社会に向けた伝統文化の『表現』研究」をテーマに活動を展開しています。

新型コロナウイルスの影響が拡大するなか、今回はオンラインでの開催を決定しました。このような状況にあるからこそ、多くの、さまざまな立場の人々を交えてこれからの社会像について話し合う機会が大切だと考えたためです。皆さまのご参加をお待ちしております。

【ポスター】210118seika_things_poster.pdf(6MB)

 

日時:2021年2月19日(金)、20日(土)、21日(日)
参加費無料・オンライン開催(要事前申込)

お申し込み・詳細はこちら >>https://dento.kyoto-seika.ac.jp/things/

 

プログラム / Program

2021年2月19日(金)/ Friday, February 19th, 2021

・15:00-17:00
アウト・オブ・民藝「世界の民芸玩具と玩具趣味のネットワーク」
Out of Mingei : Folk Toys of the World and the Network of Toy Enthusiasts
(使用言語:日本語 / Session in Japanese)

・17:30-19:30
ものづくりと生態系
Object-Making and the Ecosystem
(使用言語:日本語 / Session in Japanese)


2021年2月20日(土)/ Saturday, February 20th, 2021

・15:00-17:00
工芸とデザイン・流通
Design and Distribution in Craft
(使用言語:日本語 / Session in Japanese)

・17:30-19:30
地域を活かす工芸
Regional Revitalization through Craft
(使用言語:日本語 / Session in Japanese)


2021年2月21日(日)/ Sunday, February 21st, 2021

・15:00-17:00
伝統文化を教育に活かす
Traditional Culture and Pedagogy
(使用言語:英語、日本語への通訳あり / Session in English with interpretation into Japanese)

・17:30-19:30
手仕事にみる『職人性』
Artisanship in Handcrafts
(使用言語:日本語 / Session in Japanese)

 

・京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター

伝統産業イノベーションセンターは、これまで京都精華大学が培ってきた伝統産業の知見を集約し、より活発な教育・研究活動に還元するために2017年に設立しました。〔研究〕〔教育〕〔社会連携活動〕を大きな軸として、世界有数の工芸産地・京都を拠点にさまざまな国や地域の手仕事との連携を目指しています。

 

主催: 京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター 
共催:「KYOTO KOUGEI WEEK」実行委員会
協力: 文化庁、京都府、京都市、京都商工会議所

 

KYOTO KOUGEI WEEKとは

「KOUGEI」で京都を国際的な総合交流の場へ

 京都府には、伝統文化と先端技術が同居しています。長い歴史に培われた高度職人技は、テクノロジーやポップカルチャーとの融合し、「伝統工芸」に新たな表情を生み続けています。
 伝統を保持しつつ、手仕事の定義を更新できるのは、世界有数の工芸文化を持つ京都府だからこそ。京都府に集積する先端産業、大学との連携を深め、あらためて伝統文化を考え、表現する場として「KYOTO KOUGEI WEEK」がはじまります。

 「KYOTO KOUGEI WEEK」は、京都府に集まった世界中の人々が、「伝統文化」や「手仕事の技」「販路・流通」などを議論し、相互交流を深めることを目的としています。私たちは次世代の工芸を「KOUGEI」と定義し、次世代の担い手たちが存分に語り合い、学び会う場をつくりたいと考えました。手仕事は、職人だけが受け継いでいくものではありません。「KYOTO KOUGEI WEEK」は、多様な立場で活躍する多くの人々とともに、京都府から日本の「KOUGEI」を考え続けます。