概要
工藝部が取り組んできた「手仕事の循環をつくるプロジェクト」は、
2017年度の年間売り上げが49,100円でした。
この全額を国産漆の復興に取り組むNPO法人 丹波漆に寄付しました。
寄付金贈呈式はNPO法人 丹波漆 理事長の岡本嘉明氏、理事・山内耕祐氏を京都精華大学に招き、 竹宮惠子 元学長の立会いのもと、学長室でおこなわれました。
現在、丹波ではせっかく植えた漆の木を鹿が食べてしまう被害が相次いでいるそうで、今回の寄付金で鹿よけネットを購入される予定だそうです。
本プロジェクトは、伝統産業事業者の皆さんのご理解・ご協力があって実現しました。
廃棄予定品とはいえ、手仕事でつくられたものを無償でご提供していただくことの重みは忘れません。
ご提供頂いた皆様にはあらためて御礼申し上げます。